翻刻宋版傷寒論2012年10月11日

翻刻宋版傷寒論
翻刻宋版傷寒論をツムラさんのご厚意で頂いてしまいました、と言うかお願いして探してもらったら本社の片隅に少量だけ見つかったそうです、感謝。

で傷寒論のおさらいの意味でその歴史をググってみました。

当然のことながら作られた本物は現存していません、建安紀年から10年にもならない頃と言う記述からその頃(西暦196~220年)作られたと想像されますが、現在伝わってきているのは、成無己による『注解傷寒論』(1144年)、趙開美刻『仲景全書』(1599年)の中の『翻刻宋板傷寒論』あたりがベースになっている傷寒論が多い様です。

また孫思邈(600年頃の人)のよる『千金翼方』巻九・巻十には傷寒が収められていますが列びは少し違うようです。

注解傷寒論は宋版に比べ省略が多い様でベースにするならやはり翻刻宋版傷寒論となるのでしょうかね。