傷寒論 序文2006年02月07日

傷寒論について勉強するなら自分でまとめた方がよく理解できるよ、と言うことで少しずつまとめていきたいと思います。
個人的解釈ですから異論反論はご容赦下さい、質問は答えられるものであればお答えいたします。

その1 序文について

自分の所属している漢方会は序文を大切にしています。
一番最初に読まされるのが序文、繰り返し読まされることも多く勉強会の度に読むところも多いようです。
何が重要か?それは漢方を学ぶ上での心がけ、戒め、目標がしめされているからです。
代表的なところを見てみましょう。

但競逐栄勢,企踝権豪,孜孜汲汲,惟名利是務;崇飾其末,忽棄其本,華其外而悴其内。皮之不存,毛将安附焉
簡単に言うと「基が大事、見てくればかりじゃだめだよ」ってな感じかな。

雖未能尽愈諸病,庶可以見病知源。若能尋余所集,思過半矣。
「本書をよく勉強すれば病気の根源に近づけるよ」

按寸不及尺,握手不及足;人迎趺陽,三部不参;動数発息,不満五十。短期未知決診,九候曾無髣髴;明堂闕庭,尽不見察。所謂窺管而已。
「病人を見るときはよく観察しなさい」

孔子云:生而知之者上,学則亜之。多聞博識,知之次也。余宿尚方術,請事斯語
「孔子の言葉を借りて、よく勉強しなさい」と言うこと。

これから漢方を学ぼうとする人に理念を伝えています。
これらは今の医療者にも当てはまることと思います。