たまに勉強会2010年12月16日

勉強会
昨夜はイメンドカプセルのお勉強会でした。

町場の薬局ではそれほど需要は多くないかもしれません、抗がん剤使用時の吐き気止めです。

抗がん剤の吐き気は小腸を刺激してそのクロム親和性細胞から出されるセレトニンが5-HT3受容体を経由して嘔吐中枢に働きかける系、また同じくサブスタンスPを活性化させタキキニンNK-1受容体を経由して嘔吐中枢に働きかける2系統が在ります。

イメンドはこのタキキニンNK-1受容体の拮抗薬とのこと、抗がん剤なんか数えるほどしか扱ってないしピンとこないな・・・・
セレトニン拮抗薬やステロイドなどと複数の薬を組み合わせて使うと言うことは判りました、ふぅ~。

抗がん剤を使うと何故セレトニンなどが出るのか、その作用機序は不明とのこと。
抗がん剤って普通の細胞にとってかなりのストレスになるんでしょうね。

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